ニョロニョロステッキ


国際福祉機器展で面白いモノを見つけました。「アルステッキ」。妙なデザインです。本体はアルミパイプによる一本のデザインで構成。軽くて、持ち手がクッション性のあるウレタン加工。グルグル曲がっているので、椅子から立ち上がるときなど、いろいろつかめて便利です。

色も4色あります。黒・グレー・シブイ紫・赤。なぜか、左右で使えます。あ、肝心なことを言い忘れました。これ、ロフストです。こんなロフストっていいですね〜

杖はいろいろデザイン性のあるものが登場してきていますが、コレ系はなかなかいいものがありません。以前、私もロフストを使っていた時期があったのですが、カッコイイのがなくて、シールを沢山はってちょっと見映えをよくしたことを思い出します。その後、ノルウェーだかベルギーだかの製品でカッコイイのを見つけたのですが、まったくロフストの役目をはたせていないモノでした。

こちらの会社、もともとは爪切りや盆栽用の刃物などを作っているようですが、社長さんが病気で入院されたときに、やはりデザイン的に気に入ったのがなくて、作ったそうです。グッドデザイン賞も取っています。素晴らしいです。うらやましいです。うちでも早く自社の商品を作りたいです・・

ロフストも探せばいろいろあるのでしょうが、結構使いやすかったので試してみてはいかがでしょう?
ちなみに私も買いました(^^;)

株式会社 諏訪田製作所 「アルステッキ」
http://www.suwada.co.jp/alstickpage.html

でかけテミル
入院して、障害者になって、退院して、一番最初にしたかったことは、友達と飲みに行くことや、温泉でも行ってノンビリすることだった。しかし、実際に車いすで行けそうなホテルはどうやって調べればいいのか・・店は?・・など悩んだことを思い出す。

テミルという会社が出来上がり間もないが、念願かない「バリアフリーなレストラン&ホテル」を取材して紹介するページを作りはじめまることができた。とりあえず2件ですが、毎月4〜5件アップしていけたらと思う。

ちょっと高めのレストランばかりですが、たまに行くならこんな店で食事をしたいと思う、今が「旬」なお店をあえて選んでみました。別に障がい者じゃなくても行きたい店ばかりですよ、きっと。ただ、バリアフリーというだけ。もともとコレ系の店が好きだしね(^^;)

皆さんからも情報を頂ければ取材してきますので、お出かけの際にちょっとだけ、バリアフリーかどうかみてみて、良い店だったら紹介してください!取材に行ってきまーす!! では宜しくお願いします。

今日はこれから1件取材。これまた良い店です〜(^^)
http://temil.jp/map/dekaketemil/index.html

1240キロの旅


行ってきました。京都。「第2回国際ユニヴァーサルデザイン会議」に参加してきました。4年前に横浜で開催されたようで、今回はその4年間で進展した研究や活動の成果が発表されたようです。ユニバーサルデザインとは、できる限り多くの人が利用可能であるよう意図して、建築や機器だけでなく、環境、空間などをデザインするものですが、この大会ではもう少し踏み込んで、人間性や社会環境、こころ・・というところまで議題になっているように感じました。

高齢者や障害者によりがちですが、子供や妊婦やまたは外国人など、性別や年齢などに関係なく、マイノリティーな人たちへも使いやすいデザインを考えないといけない世の中になってきたのは、グラフィックデザイナーとしても考えていかなければいけないことが沢山あるように思いました。(まずは名刺の文字を大きくしよっと・・)

アフガニスタンから参加された方が、質疑応答の中で、ユニバーサルデザインがどうとか言っていられない環境に国が置かれていることを訴えていたのが印象的でした。紛争や地雷で足を奪われ、数の少ない義足に頼り、それでも整備されることのない道を歩きながら生活する国。それよりもやらなければ行けないことは沢山あるのだろう・・彼はその中でも、きっと恵まれた環境にいるのかもしれない。だからユニバーサルデザインの必要性を考えられる余裕があったのかもしれない。この会議に(先進国に)訴えたいことは沢山あるように感じ、考えさせられた。そして、私たちがこの先にまだまだやらなければいけないことが沢山あることもわかりました。そういう意味で、今の日本はやっとその入口まできたのかもしれない。企業が、国民が、国家が、もっともっとバリアフリーになっていくことを願うばかりです。

それと、ある会社の方にこういわれました。「あなたは障がい者になったことで私たちより数年先にいっている」「障がい者になってよかったね!」と元気に明るく言われました。全く同感です。普通なら怒るかもしれないが、私にはそう言ってもらって嬉しく感じました。なってみないと分からないことは沢山あるし、やってみないと気が付かないことは沢山あります。実体験として実感しないと納得がいかないし、理解したくなかった性格の自分としては、障がい者になれたこと、この仕事に進んでいくことを決めたことに、あらためて幸福感をおぼえました。そう考えていて、そう言ってくれる人達がこの会議には沢山来ているんだな・・・と。しかし、世の中にはまだまだほとんど一般人には知られていないこの世の中の流れ、動きに、貢献できる企業にはやくならねばと感じました。

そうだ 京都、行こう
明日から京都です。行けるかどうかギリギリまで分かりませんでしたが(いろんな理由で)。会社を立ち上げて半年、いろいろ営業活動をしてきた甲斐あって、ここに来て一気に進みそう。進むはず。進まなければ!その間に出来てきた各方面のネットワークもつながりを見せ始めてきた感じ。(デザイン業界同様に動き回るといろいろつながってくる?>しがらみも見えてくる?)明日向かう「国際ユニバーサルデザイン会議in京都」でもいろんな方々とお会いして、さらにネットワークの拡大と営業活動を頑張ってこようと思う。

しかし、京都は久しぶりだ・・大好きな街だが、紅葉の季節には2度と行くもんか!と密かに心に決めていた。スゴイ人と交通量・・東京から車で行くからちょっと心配。たどり着けるだろうか・・・。会議の合間をぬって、京都に行ったら絶対に寄る「蓮花寺」でお抹茶を頂きたい(フ〜♪)。広隆寺の弥勒菩薩も拝みたい(ウットリ)。早朝とか行ったら気持ちよさそう〜 最近、すっかり朝型だしな・・6時頃起きて寺でもいってみよ。

国際ユニバーサルデザイン会議in京都
http://www.ud2006.net/jp/index.html

セラピードッグ
セラピードッグ。ご存知ですか?老人施設や病院、障害者施設、児童施設の現場などで、動物介在療法として犬を介在し治療を行うものです。簡単にいうと、犬とふれあうことで心のケアや病気などの回復が進むということ。動物に触りたい!という気持ちが、動かし難かった手を動かせるようになったり、名前を呼ぼうとすることで出せなかった声が出せるようになったりするわけです。

なにも疑わない、信頼して見つめる犬の目線って、づっと一緒にいると鬱陶しいと思うときもあったが、やっぱりカワイイ・・。なんか頭とかなでたくなるし、ついつい道ばたでも知らない犬に話しかけたくなる。そんな想いが病気の回復に役立つなんて、スバラシイことだ。「気」だな。アメリカでは50年の歴史があるそうです。

で、もっと驚いたのは、日本で活躍している犬たちは現在16頭。しかもみんな捨てられた犬。もともとの性格に加えて、厳しいトレーニングに耐えて選ばれた犬たち。捨てられても、なお人の為に使われるというのは何とも考え深いモノがあるが、第二の人生をまた人と一緒にいられるのは、犬としてはやはり一番幸せなのかもしれない。※現在、日本では公式発表として年間約40万頭の犬・猫達が捨てられ、殺傷されています。

サイトに紹介されている犬の「目」、かわいいな〜 がんばれな〜 うちの会社にもセラピードッグ、欲しーなー。

国際セラピードッグ協会
http://www.therapydog-a.org/index.html

タケオカ自動車工芸


これ、ミニカーです。イヤ、子供のオモチャではなくて、ちゃんと走りますよ。エンジンは50ccのスクーターのエンジンをばらして使っているそうだが・・。人間ドキュメントでこれを造られている親子が紹介されていたのだが、ほとんど手作りです。強化プラスチックボディー。すごいよね・・・すごい昔から造っているようだが、知らなかった・・。手作りなのでいろんな要望がかなえられるようだ。特に力が入りにくくなったお年寄りや障がいをもたれた方ように、スイッチの形や位置を調整してもらえる。

で、驚いたのは最近は電気自動車になってます。エコカーです。しかも、車いすごと乗れる車があります。これも、ベースカーはもう何十年も前から造っているそうだ。介助者なしでそのまま乗り込んで運転して、どこでも行けます。スバラシイね。実際に使っている方が多いようだが、これは嬉しいと思うよ。欲しいよ。※都内では危ないけど。充電は家庭の電源からとれるそうだ。

いま、どこかの大学ともう少し大きめのを開発しているそうだが、こういうの乗ってのんきに走るのもいいね。欲しい。ホント、欲しい。富山までちょっと見に行ってこよっと。

タケオカ自動車工芸
http://www.takeoka-m.co.jp/

クルーズ&アトラス


ちょっとまた福祉機器展から脱線。私も愛用の椅子、Contessa(コンテッサ)を作っているオカムラからワークステーション登場!ユニバーサルデザインというくくりではないかもしれないが、何か魅力的。自然と「低座・後傾」を好んで、実行してきた私にはベストポジションに間違いない。(映画、エイリアンのpart1でこの体勢で死んでた別のエイリアンがいたのを思い出す)

ディスプレイを見ながら長時間作業を行うワーカーの身体への負担を軽減して最適な姿勢を維持できる新しい作業環境を実現しました。と書いてあるが、もう少し椅子の角度が倒れたらこのまま寝れる。泊まれる。寝るまで仕事が出来て、起きたらすぐに仕事が出来る。確実にデザイナー向きである。あとは、左右のパネルから音楽が流れるようになったりしたらいいかも。プロジェクターで投影も出来そうだから、映画を観ながら仕事が出来る?夢は広がる。

株式会社 岡村製作所 パーソナルワークステーション
「Cruise(クルーズ)&Atlas(アトラス)」
http://www.okamura.co.jp/product/office/
work/cruise_atlas/index.htmlwijit.html

POLCAR WINDIA


久々の福祉機器展ネタ。開場にいきますと、いろいろな電動カーをレンタルできます。人気カーはどんどんなくなってしまうのですが、中でも1番人気だったのがコレ!(結局、乗れなかった・・・)開場で一目見たときに、「ついにセニアカーもここまできたか・・」と思わせるようなデザイン。各パーツのこだわり。メッキの使い方。グリップの質感。ホイールもカッコイイ。特に黒がよかった。セニアカーで黒って、多分いままでなかったと思う。なんか、ビミョーなグリーンとか、うすーいブルーとか、ホンダが最近ちょっとカワイイのを出したが、そんなやさしい感じの色しかなかった。担当の方に伺うと、完全に若い人をターゲットにしたらしい。うんうん。そうそう、こういうの必要ですよ。やっぱり。いままでのセニアカーにはやっぱり恥ずかしくて乗れないですもん。

肝心の操作性とか走行性は分からないのですが、この手の乗り物では珍しく、スロットルレバーで発進するようです。バイク感覚ですね。ま、実際に街中で乗ったらカッコイイかどうかわかりませんが(むしろお年寄りに乗って欲しい)この方向はスバラシイと思いました。

車いす同様に、セニアカーの世界でももっともっとカッコイイ車が出てくることを願っています。※セニアカーってネーミングがよくないよな・・・

福伸電機株式会社
http://www.felco.co.jp/

ナチュラルローソン
国際福祉機器展のお話しは少し休み。(えっ!もう?というあなた。ビシっ! まだまだありますのでご期待下さい。)それより!私は感動した。近所にナチュラルローソンが出来た。始めて昨日入ったのだが、キレイ(うっとり・・)そして商品がみんな魅力的〜♪とくにお弁当。メタボ症候群の私としてはうれしい自然食品系。黒米ご飯もうまい。そしてヘルシー&リーズナブル・・・20品目弁当で550円。パンもその場で焼いていて、下手なパン屋よりうまそー。あんこ入りクロワッサンとか最高!今度買う。あと、豆乳杏仁もグー!これは買った。(太るわけだが)

そんな目をキラキラさせていた私の前に飛び込んできたのは「トイレ」それが、多目的トイレ!!コンビニなのに!!サイトをみれば、段差もなくし、ベビーカーでもスムースに、車いすのことを考えて通路も広々。トイレにはベビーチェアーもあるそうだ。ユニバーサルデザインだな。すばらしい!!

店内も照明が普通のコンビニと違って、優しい感じ。ホッとする・・あ、だからパンとかうまそうなんだ・・とまた関心。ナチュロのサイトに書いてある、「ロハスキッチンをテーマに・・・」のロハスの意味がよく分からないが、ナチュラルなんだろう。自然なんだろう。もうナチュロが展開してから何年もたつだろうに、ナチュロを知らなかったことにただただ後悔。

前のブログでも書きましたが、多目的トイレ。コンビニに必要です。世の中、ガラッと便利になります。他のコンビニも考えてもらいたいなーと思った日でした。よし、明日もいこっと。

Wijit(ウィジット)


すみません。車いすの話しがつづきます。今回紹介するのはアバンテ株式会社のWijit(ウィジット)という商品です。こういうのあったらいいな〜と、密かに商品化を企んでいたのですが、ありました・・(ガクっ)しかも1988年、アメリカで原案が生まれたようです。サイトで歴史とかみると特許もとって、結構売っているようだ・・知らなかった。

基本的にはどの車いすにも付くようだが、手こぎボートのようにグリップを前にグーっと押すとカンタンに車いすが進む。グリップ先端には←前後→と書いてあって、右にまわして、今度は後ろに漕ぐと後ろに進むわけです。ちょっと慣れないと思った方向とはところに向かっていってしまうのだが、腕の力がなく自走式でも長距離を走れない方。お年寄りにもこれは便利だと思った。

↑私も挑戦!!全く操作感がつかめずウロウロしていたら、奥の男性に大笑いされてしまいました・・でも、2〜3分でコツをつかみ、分かってしまえばカンタンに楽に進んだ。※でも、急な回転はもう少し練習が必要だが。取っ手の色も、赤・青・黄色・緑といろいろあってイイ。赤か黄色がいいかな〜

これ時間があるときは近所に散歩にいっても、結構イイ運動になると思う。腕だけじゃなくて上半身に効きそう。で、福祉機器展で車いすの前輪が壊れた私は、そろそろ新しいのにしようかなと、NOVA IIIを検討中(5年使ったし)そしてこのWijitも立派な候補!またお金がなくなるな・・・(泣)

アバンテ株式会社
http://www.avant-japan.com/wijit/wijit.html

PatraFour 4WD


国際福祉機器展。行ってきました、3日も。気持ちが悪くなったが、それは借りたセニアカーに酔ったからだ。とにかく広くて、人が沢山・・・止まったり、走ったり、また止まったり・・3日間で14万人きたそうです。来年はうちもだすぞー!

で、ここしばらくは機器展で見つけた面白いモノを紹介します。最初に紹介するのは、2年前ぐらい前に多分はじめて見たコレ↑。前後に大きなタイヤが付いているのだが、前輪は前後に回転はしても左右に向きが変わったりはしない。車はどうやって左右に曲がるのか?というと、この変な形をした前輪の1つづつが回転をして曲がる。つまり、左へと指示を出すと、地面に設置した部分だけが左に回転する。そして曲がるわけだ。これのメリットは何か?というと、前輪を大きくする事が出来るので、段差や、砂浜などアウトドアに向いている。あと、4駆に出来る。事実、開場に用意されていた段差、12度の斜めの道でもなんなく走りきった。かなり乱暴な運転でもガックンガックンいいながら走りきった。※実際はありえないけどね・・(笑)

この車いすは「関東自動車工業株式会社」というところが開発。それを2004年から「日進医療器株式会社」が販売を開始したらしい。お値段がちょっとね〜でもコンセプトがとってもイイと思いました。前に紹介したキャタピラーの車いすは、面白いがアメリカ的すぎる。大味。が、こっちは日本人的な繊細さを感じる。サイトの注意書きに「※砂浜や雪道の悪路を走る場合、脱出できない恐れがありますので、必ず介護者と同行してください。」とかいてあったのが笑えた。


関東自動車工業株式会社
http://www.kanto-aw.co.jp/jp/products/wheelchair/

日進医療機器株式会社のPatraFour紹介ページ
http://www.wheelchair.co.jp/products/
electric/patrafour/index.html