Outlook Victoria / Social Firm
テミルでは就労支援事業を行っている中で、欧州中心に取り組みれている
Social Firm / Social enterprise に興味があります。それは先日ここで
ご報告差し上げた通りです。

またご報告です。
10日に大阪でオーストラリア・メルボルンでソーシャルエンタープライズ
のCEOをやっているTony Fitzgerald氏と奥様と夕食を共にしながら
意見交換をしてきました。今日はそのご報告。

Tony氏はメルボルンの南50kmのところにあるOutlookというソーシャル
エンタープライズでCEOをされています。もともと日本でいうところの
福祉作業所を10年以上かかって社会的企業に転換しました。
現在では日本でいうところの一般企業への就労支援事業もしていて、
事業所はメルボルン全体で6ヵ所運営するほどの成長を遂げたようです。

意見交換は社会保障制度の成り立ちの違いから始まり、現在の問題点など、
様々なことに及びました。
メルボルン自体は昨年、一昨年とテミルで受注した検証作業のため
渡航していたので、イメージはあるつもりだったのですが、だいぶ
違いました。

インクルーシヴな社会の創造についてはこうでした。
豪州は宗教基盤などから差別(discrimination)がなく、統合も円滑に
すすんでいるのかと思っていましたが、差別は同じようにあるようです。
実際に福祉施設を作ろうとするときは日本と同じように反対運動が
おきるようです。

また、豪州はセーフティネットとして福祉が存在するのではなく、
納税者を育てるために、社会保障があると。だからしたたかだと。
この考え方は通訳をしてくださった元豪州ヴィクトリア州DHS勤務
の水藤昌彦氏がおっしゃっていました。

豪州では現在、法定雇用率を定めるよう運動が行われているようです。
ジョプコーチと似た制度はMomentun Personnelとして既に
実施されており、これに法定雇用率を合わせればという考えのようです。

今日はここまで。
またご報告します。


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